2024年 10月 30日
- 本件出資により、不動産セクター向けのテクノロジーを活用したサステナビリティソリューションの開発を加速させ、グローバル展開を推進。
- 本件取引は、Leon CapitalとNuveenとのパートナーシップを強化し、Nuveenのグローバルな気候インクルージョン戦略およびLeon Capitalの欧州ミドルマーケットの創業者支援実績を促進。
ロンドン, 英国 – 2024年10月30日 – 不動産およびインフラセクター向けのグローバルな気候・サステナビリティコンサルティング会社であるLongevity Partnersは、総資産1.2兆ドルを運用するグローバル資産管理会社Nuveenのプライベート・エクイティ・インパクトチーム、およびロンドンを拠点とする欧州プライベート・エクイティ投資会社Leon Capitalより戦略的出資を受けました。
Leon CapitalとNuveenのプライベート・エクイティ・インパクトチームは、Longevity Partnersのグローバル成長を加速させるとともに、建築分野におけるサステナビリティソリューションの革新を推進していきます。
Longevity Partnersは2015年にEtienne Cadestinによって設立され、世界中の企業がカーボンニュートラルに向けた移行を達成するための支援を行う、グローバルに認知されたサステナビリティコンサルティング会社です。同社の包括的なサステナビリティサービスには、グリーンビルディング認証、エネルギー監査、データ管理および報告、気候レジリエンス戦略、ならびに環境負荷を削減し不動産の将来性を高めるためのエネルギーおよび資源効率の向上策の開発が含まれます。同社は管理資産額3,000億ドルを超える不動産の認証を手掛けており、BREEAM In-use認証書の提供において、グローバルリーダーの地位を確立しています。
Longevity Partnersは、NuveenおよびLeon Capitalの運営ノウハウと強固なグローバルネットワークを活用し、引き続き不動産およびインフラ市場における脱炭素化とイノベーションを通じて持続可能な価値を創出してまいります。
Longevity Partnersの創業者兼CEOであるEtienne Cadestinは、次のように述べています:
「Leon CapitalおよびNuveenのプライベート・エクイティ・インパクトチームとの提携は、Longevity Partnersにとって大きな転機となり、重要なマイルストーンを迎えました。この出資により、我々はさらなる成長を加速させ、変革的な機会を追求するための十分なリソース、戦略的支援、そして強力な推進力を得ることができます。このパートナーシップにより、我々はグローバルでの事業拡大において有利な立場に立ち、不動産およびインフラセクター全体でのカーボンニュートラルへの移行を推進する影響力を拡大することができるでしょう。また、設立以来変わらぬ支援を提供してくれたLong Harbourにも深い感謝の意を表します。今回の取引により、Long HarbourはLongevity Partnersにおける全持分を売却しました。」
Nuveenのプライベート・エクイティ・インパクト担当マネージング・ディレクターであるラディカ・シュロフ氏は次のように述べています:
「建物が世界の総炭素排出量の40%を占めている現状において、Longevityへの出資は、グローバルな気候危機の核心的課題に取り組むという我々の目的に沿ったものと確信しています。科学に基づく堅牢な評価を行う企業への投資を通じて、世界中の不動産市場における脱炭素化を加速させることを期待しています。」
Leon Capitalのマネージング・パートナーであるJean-Christophe Napoleon Bonaparte氏、Christos Lavidas氏、およびパートナーのMichael Youtsos氏は、次のように述べています:
「Longevity PartnersおよびNuveenと提携し、不動産サステナビリティ分野のリーディングカンパニーを支援できることを誇りに思います。Longevityの専門知識は、気候変動に対する建築環境の対応を再定義する上で重要な役割を果たしており、このコラボレーションが業界をリードする同社の能力を大幅に向上させると信じています。」
以上
Longevity Partnersについて
Longevity Partnersは、低炭素経済への移行を支援することに特化した、受賞歴のあるグローバルなサステナビリティコンサルティング会社です。戦略的アドバイザリーサービス、コンプライアンスサポート、デジタルソリューションを提供し、Longevity Partnersは不動産およびインフラ分野における持続可能でレジリエントなビジネスモデルの実現をクライアントと共に目指します。Longevity Partnersは2015年にエティエンヌ・カデスタンによって設立され、現在はロンドン、パリ、アムステルダム、ミュンヘン、ミラノ、オースティン、シアトル、東京の各拠点で150人以上のサステナビリティ専門家が活躍しています。
詳細については、www.longevity-partners.comをご覧ください。
Nuveenについて
NuveenはTIAAの投資マネージャーであり、機関投資家および個人投資家の長期的な財務目標を確保するために設計された成果志向の投資ソリューションを幅広く提供しています。Nuveenは2024年6月30日現在、1.2兆ドルの運用資産を持ち、27か国で展開しています。
Nuveenのプライベート・エクイティ・インパクトチームは、投資先企業における取締役会の席や株主の立場を活用し、財務、社会、環境の成果を推進する積極的な役割を担っています。チームは、企業が気候に関する考慮事項を統合することを確実にするためのインパクト管理における実績あるアプローチを開発しています。
詳細については、www.nuveen.comをご覧ください。
Leon Capitalについて
Leon Capital LLPは、ロンドンを拠点とするプライベート・エクイティ投資会社であり、欧州のテクノロジーを活用したサービス企業の中堅企業に投資しています。Leon Capitalは、変革を実現するために意欲的なチームと提携し、地域または国際的なチャンピオンを育成します。長期的な視点、ファミリーパートナーシップのマインドセット、そして積極的なマネジメントモデルを持ち、全てのステークホルダーに持続可能な影響をもたらします。Leon Capitalチームは、60億ユーロの資本投資を伴う45件以上の取引を成功裏に完了または関与しており、20のポートフォリオ企業における直接的な運営経験を有しています。
詳細については、www.leon-capital.comをご覧ください。